さよならの向こう側。

「常々オイラは考えてるんだけど、こういう大変な
時に一番大事なのは『想像力』じゃないかって思う。」

―ビートたけし

２０１１年３月にビートたけし氏が語った言葉だそうだ。

（詳しい内容は長くなるし、著作権の問題もあるので検索して調べてほしい。）

想像力。

あまり人に語ったことはないけれど、

オレも「想像力」は人間にとって、一番大事な力だと思っている。

金でも容姿でもなく、

人間の唯一にして最大の武器は「想像力」。

ナウシカ家の家訓にしたい。

いや、どうせ家訓にするならもう少しカッコいいほうがいいかな。

「あらゆるものの『向こう側』を見るべし」

決まった！

これで行こう（←なにがだ）。

思いやりイコール想像力だ、という人もたくさんいるようで、

とくに東北支援や介護、バリアフリーの関係の方々のご意見。

表面だけで判断することは、やはり相手のためにはならない、という論調が多い。

豊かな想像力を駆使して、その人の「向こう側」まで考えて接するのが思いやりだという。

仕事にも通じる。

営業だって、接客だって、部下の教育だって、「向こう側」まで見えているか。

想像力が足りないなコイツは、って思うことみなさんもあるでしょう。

一流の人間は、想像力が飛び抜けて抜群なんだろうなとオレは思う。

漫才の「麒麟」田村裕氏は、貧乏時代にご飯を噛みしめて、

噛みしめ過ぎて、味がなくなって、それでも噛み続けて、

「味の向こう側」

を発見したそうだ。

オレが言いたいこととはちょっと違うが（笑）、

向こう側のほうが美味いこともあるんだと、オレは知った。

彦麻呂先生は、同じ「味の向こう側」をご使用されているが、

その「向こう側」の意味は、今回のオレの意味と同じで、

その言葉で「店主の見えない御苦労・人生」を表現されていた。

オレは今、このブログを読んでいる奇特なあなたの「向こう側」を

考えようとしているんだが、まだまだ力が足りないようだ。

エロいことしか思いつかない（笑）。

さてでは、

そんな「向こう側」を見るための「想像力」を鍛えるためにはどうしたらいいのだろうか。

それはまた、別のお話。

Thank you for your everything.

さよならのかわりに。